建築記録

今まで訪れた建築のアーカイブ

富士山世界遺産センター

  1. 建築名 富士山世界遺産センター
  2. 設計者 坂茂建築設計
  3. 所在地 静岡県富士宮市宮町5-12
  4. 施工者 佐藤工業・若杉組特定建設工事共同企業体

メモ

 逆さ富士型の展示空間は水面に反射し富士山が現れるが、私が訪れた日は風が強くきれいに水面に写らなかった。

 この施設に使われている水は富士山からの湧き水を使用し、空調などにも利用している。

 展示空間は登山をイメージしてあり、屋上まで螺旋を描くように薄暗い空間を進んでいく。屋上につくと富士山を縁取ったピクチャーウィンドウが現れ、とても素晴らしい演出となっていた。

 

大学セミナーハウス

  1. 建築名 大学セミナーハウス
  2. 設計者 吉阪隆正
  3. 所在地 東京都八王子市下柚木1987-1
  4. 施工者 清水建設

メモ

 逆ピラミッド型のシェル構造というインパクトの大きい建築

 斜めから見るととても不安定に見えるが、近づいてみたり真横から見ると意外とどっしりとしていて見る位置によって印象が変わった。

 シェル構造なので梁や柱がなく、短い階段やスロープで空間が複雑に区切られながらも繋がりを感じた。

 広い敷地な中には他にもユニークな建築がたくさんあり、建てられた時期もばらばらたった。

迎賓館赤坂離宮(旧東宮御所)

  1. 建築名 迎賓館赤坂離宮
  2. 設計者 片山東
  3. 所在地 東京都港区元赤坂二丁目1番1号
  4. 施工者

メモ

 日本で唯一のネオ・バロック様式の建築で、豪華絢爛で圧倒的な存在感を感じた。

 西洋式の建物ながら、細かい装飾には菊紋や桐紋、甲冑など日本的な意匠凝らされていた。

 バッキンガム宮殿やヴェルサイユ宮殿を参考にしており、中央階段や門などはとても良く似ていた。

 花鳥の間のシオジ材で壁張りされた空間は重厚な雰囲気でとても印象深かった。

資生堂アートハウス

  1. 建築名 資生堂アートハウス
  2. 所在地 静岡県掛川市下俣751-1
  3. 設計者 高宮真介、谷口吉生
  4. 施工者 フジタ

    https://lh3.googleusercontent.com/DuBO-2_sXPgXO0jbZQ0GJZjt9uXhhZx3iP5VUBLnjViPayMAasr9igNuYsutsu3VXr8vrXh7VgGmjrOJWqfr7dWRgoGa05gxuNW-BUgCX8ZmNQR3SRWBxhYbBMggi-5YD-NSOi6BZljKz-UYjo2Gq241pBAMAQahv3z8IkhOkhlAq7kJHKsvueurGKRA2jpuJlvXu2HdJ41B-lPtCx-9si7lsQk8cX4rV4HSlKFW8DQMkyieNLn9fmfGZ0ebRAJc9Xmt87qqCcKZQKHpUpmg2hdkpzvsPPMJzW_VNdk7iU9OoZrSqvkjX-PvUhoaaKr9s8Syif0SOoqtKmT1Bzk12lVTMAdAj9C6iTDTNyz83NabwvEvXj1rorJyHpqEajuHw2ndsi7wIcNC_hByXsqTf7KfQDB4V9YjC6QKBARgrypWF0XV-jwz-qFx6zsI8v0cSqGbPr1PKMCqR6xvSdYizjpCexgjQqAQLPEQX2w1s9SPUlZDP6DVLNJiRWIEN-0ax5w8QwwFeJ2dMQaa38UMkw6EF_00XNxV9WT22_VI_XaDNzQT_G95JMnD7wEupDFSXqZkrnb4T2-r31rTIlt29m9gtFM_hmb8NjHbT88SyTfr-1ywRfK9cTANmKJnK4x1F4LJQFi9wwpendHiSAZmUZJbP96d8q5Ejbsu_MhQkFMmu1nGozA-X_2w5KeXXA=w974-h732-no?authuser=0

メモ

 シャープで洗礼された外観はまさにモダニズム建築といった感じ。

 Sの字に進む内部の動線がとてもよく考えられていて心地よい空間だった。

 そんなには広くない敷地の中に、スロープや窓によって狭い空間、広い空間、明るい空間、暗い空間などがつくられ、様々な表情を感じた。

 円形空間の曲面ガラスはちょうど新幹線がきれいに見えるようになっていた。

浜松市秋野不矩美術館

  1. 建築名 浜松市秋野不矩美術館
  2. 所在地 浜松市天竜区二俣町二俣130
  3. 設計者 藤森照信
  4. 施工者 丸正中村建築

https://lh3.googleusercontent.com/kp4AOl-JrcwvUc0HyEFxshLJAxA7SOZAnmF6QbsRJy9zfSyh-68-kg0kqaj7H5A_gX8KuhM0XAq-qwr7zR3yU0r6XfQumjTl3kxxzAnFAIiJtUZ9lVJLBsrFc-tGft9LPaRPKcPz0omYnPKZk5XZzV2vK7PYCghcVw6gk_obaSM7LnT5BRAUCr7L7yAguqEDZz0b8Lueprr8g_yhk4C3kgtVqONrvRUdwBEb7icss6k2Mejiy_NQSE2EY0jpGqyclcvjO5a81u2vJcJ-0Nqb88L2j-t0lRnVqAvIbMn-eO5XzoajlFQF04nlEplS4WG0iU0iB1KLbEP3I20B1KmM_naP1JEnWv05zRwsTyzB6bPYFYaiNDWdYScQvH-zeNexV0xACC9G61Kb5MYtPPS-WlAgiFrZbMdnIDinl3_kaV2gJrOBAUyPOeSwONe2ieFWvzcEx_wUjdyEDH35E7gxTd90VmfrjETzdoec3xjtj0mjd7yLaLYuSp1NdH0leGdn6VxQLQ5BSYs5gFRb8lT4w0_wY0_lIx0gK5fmMCLfXjKUVTF8srvbHVYSy_fpzdw_pBqn6BdO-rkRaBr7e-Tvx3_CzCAVJHx04E8QbHVhxO8axZmQxqnN55QK1eUfx3OrVnegM8U-Hl6ROtne2-oBHx49jHy0cwhFUtRZHrqGtm5jreYnntCijGxmruAzpQ=w973-h730-no?authuser=0

メモ

 一般的には使われない素材をふんだんに使用したとても美しい建築。

 美術館を訪れるのに坂を上っていくが、その動線もよく考えられていた。

 展示品を見るのに靴を脱いで上がるという面白い特徴があり、木やござ、大理石などの床材を足で感じることができた。

 

国立新美術館

  1. 建築名 国立新美術館
  2. 所在地 東京都港区六本木7丁目22番2号
  3. 設計者 黒川紀章・日本設計共同体
  4. 施工者 鹿島・大成・松村特定建設工事共同企業体、清水・大林・三井特定建設工事共同企業体

 

https://lh3.googleusercontent.com/cuc5QDqddky7mrbK062xz0Y7_dYG-9C6YWbS_6qtyA1OicPfaunJIn_xMas4Oe3q-84mtovVIWDfru-SjnaFYDhyzgLP8AHvmBIVmbPErzhJtNQfHZt0SeLY-XrvSCZjEgPcX4-SqUQZeAHtyXtUlsWlZk6l1AEO8Wz-kkwTxU3SXDp4QYJlBnAnukIotW7HL__gB2GyUlpikehP906h9Je4dbz0zMYFDPDAjJg1DufxMLa6oL8XbR2-AO1GOIL3-i_Acg0KtqpQTndaUhmIzsK6JmwRI1SziuBIIAioGsCKBlsU9_TF0TdrsZX5DpLvfocTKWmPMYV1-NODJSv5TEOzCUtvr-LqU2d9VievLEJUBQ0zRJj0Q6R9yFpGfrd3CgGBwr19HBRVVw00-OiMR4A2324sQkVKg3rFvwecDMbVJ85_cIIidJ7A_0wQo8bzVSXL2RjsFXLT7mmEY6B02RHqtDo_B8TMJK64_Rjxea1j444B6cd0bVm9iwV29BnEcVBtv8S6WJLZmmcZcQQ76z-xHPcejX3PMHWn0ffUwQ4t5LneMQVvLo248uSPGNcPVb98_Wwc0hYeAgtvDa8oibOj8xJYuUvNu2ibIleU8tLyrr3FAfmTRgXRNJYHpqK3uioa9PgYImssNym5J4enAQ6EcLD3CuqET4YMndPtkbvOY4n-9GerK7EslkJvgw=w954-h717-no?authuser=0

メモ

 曲線の美しいファサードと円錐の入り口が特徴的。

 内部も展示室以外にも広く居心地の良い場所がたくさんあった。

 収蔵品のない(常設展を行わない)美術館という新しい美術館の在り方を示している。